歩行支援機
弱った歩きの、調子を整えます。
(アクシブ)
無動力の歩行支援機
付属品:カーボンチューブ(3種類)、工具、取扱説明書
名古屋工業大学と今仙技術研究所の共同開発
名古屋工業大学 佐野明人教授が10年以上研究・解明してきた「受動歩行」理論に基き、平成23年からモーターもバッテリーも使用しない受動歩行由来の無動力歩行支援機ACSIVE(アクシブ)の共同研究を続けてきました。
ACSIVEは脳卒中などで片側が麻痺している、または足が上がりにくい方の歩行支援機として開発されました。人間の「二足歩行」原理を生かし、モーターやバッテリーを使用せず、重力とバネの力で歩きが弱った方の歩行イメージを取り戻すことをサポートします。
患者様に試用頂き、改良を重ねてついに市販化されました。
これまで、患者様にお試し頂き、改良を重ねて来ました。今回、発売となる市販モデルは材料にカーボンを一部使用しているため550gと軽量で、デザインも大変シンプルです。
ACSIVEとは、ACTIVE(能動的)とPASSIVE(受動的)の造語で、受動歩行( Passive Walking)由来のロボット技術が人々の生活を下支え、人々を明るく元気に、前向きに活発にするような想いをこめて命名されました。
装着側の足を着地し、
体幹を前に進める際、
ヒップユニットのバネを縮め、
力を蓄えます。
体幹を前に進める際、
ヒップユニットのバネを縮め、
力を蓄えます。
脚を振り出す際、ヒップユニット
のバネが伸び、蓄えた力を放出し、
膝が軽く前に出される感じがします。
(個人差があります。)
のバネが伸び、蓄えた力を放出し、
膝が軽く前に出される感じがします。
(個人差があります。)
電気やモータを使わず、バネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストします。
歩行に同調した動きで、自然に自力の歩行に導く緩やかなアシストを行います。
※立ち上がりや、体重を支える力はありません。
ヒップユニットのダイヤルヘッドで
バネの強さを変えられます。
カーボンチューブ
3種類の長さの物から選択。
シンプル構造で、ユーザーにあった装着を実現。
ACSIVEは、使用者のことを配慮したシンプル構造。3種類ありますカーボンチューブから、お好きな長さのものを選んでいただきセット。ヒップユニットダイヤルでバネの強さを変えるだけで、自分にあったセッティングが可能。
その他の特長
●モーターがないので、歩行中も静かに歩ける。
●バッテリーがないから、充電不要。いつで使えます。
●シンプルな構造なので、2本のベルトを締めるだけで簡単装着が可能。
本体サイズ | ・フリーサイズ | |
---|---|---|
大きさ | ・幅225 × 高さ620 × 奥行65㎜( 最大) | |
重量 | ・約550g(片脚用) ・約1,050g(両脚用) | |
可動範囲(腰ベルト) | ・胴囲110㎝まで | |
材質(主材料) | 腰ベルト部 | ・樹脂(PP)、ナイロン |
駆動ユニット部 | ・アルミニウム、ステンレス、CFRP | |
膝カフ部 | ・アルミニウム、樹脂(POM)、ゴム、ナイロン | |
使用上の注意 | ・膝や足首を支える機能はございません。 現在安全に自立歩行ができる方を対象としております。 ・転倒の危険がある方は、別途転倒防止をしてください。 ・ご使用にあたっては、医師やリハビリの専門家に ご相談の上、ご検討して頂くことをお勧めしております。 |
全体図